MOLICE戦記ll -A Record of “MOLICE BATTLE”  second edition-

"MOLICE"ギタリストによる、日々の戦いの記録

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新作に向けて

2013/12/08 Sun [Edit]

長い間、更新も無く、
半年ほど何をしていたかというと、
アルバムを作っていました。
前回の投稿の時には、「Fan-boの〆切迫る!」という
投稿だったのだが、
その後、無事目標金額を達成することができました。
このブログで、支えてくれた皆さんへのお礼を
言えていなかったので、改めて本当にありがとうございました。

自分としては、
「聴きたい、と思う人がいないにアルバムを制作する必要があるのか?」
という自問自答から、今回のクラウド・ファンディングに望んだという
気持ちもある。
今や音楽制作はどんな人だって簡単に出来る。
ライブだって、簡単にできる。
「やりたいから、やる」というDIYは、
もはや当たり前になっている。
歓迎すべき事なのだろう。

だが、どうも釈然としない自分もいた。
自分で作って演奏しているだけで、満足か?
いや、そんな事はない。
作ったからには、誰かに聴いてほしい。
たくさんの人に聴いてほしい。

制作して、プロモーションをする。
だが、そこにも様々な想いがめぐる。
自分の骨身を削って作る音楽が、
どこに届いているかもわからず、
誰が求めているかもあいまいなまま、
ふわふわと流れていく。

新作アルバムの制作にあたって、
何人の人が求めてくれればいいのか。
そんな数字を明確に出すことはできない。
だが、一つの基準として、
自分たちの設定した目標に到達しない程度の
求められ方ならば、制作するべきではない、と考えた。
今回、目標に到達できなければ、制作は取りやめたかもしれない。
「自分を表現できるから、それだけでいい」というほど
僕はロマンチストでもない。

今回、国内・国外でほぼ同数の方々がサポートしてくれた。
前回も書いたが、
日本ではまだ全く認知されていない、
クラウド・ファンディングというシステム。
テレビで揶揄されていたりもすると聞いた。
日本人には合わないのだろうとも思う。
そんな中で、これだけ人がサポートしてくれたことに
本当に感謝しています。
一般論とか、システムの問題ではないのだ。
僕らと皆さんの間に、信頼が築けるか、
という事が重要なのだと僕は考えています。

その信頼に応えるべく、制作を続けています。
「顔」が見える皆さんに、「顔」を見せて届ける。
有機野菜の販売みたいだが、
音楽もそうやって制作されるべきなのでは、と思った。

今自分の中で響くはFUGAZIとBEASTIE BOYS。
今更?ではない。
彼らが見せた姿勢というのは
音楽を創る者に対して、永遠に問いを発していると思う。
単純に、演奏が凄まじくカッコいい。
死に体のロックはどうあるべきか、
その答えがハッキリと見える気がする。
かっこいい演奏しろよ、と。




Fan-boによせて

2013/05/13 Mon [Edit]

僕らのニューアルバム制作プロジェクトが、
達成までの締めきりが、あと18日となった。

と、久々の投稿で唐突に話しだすと
「何の事だ?」となってしまうので
ご説明します。

僕らは、4月1日から
Fan-bo』というサイトで、
今年制作したいと考えていた
ニューアルバムの制作資金を
ファンの皆さんから募ります!という
プロジェクトを始めていました。
題して、「MOLICE New Album with Romancers -世界中のMOLICEファンと一緒に、ニューアルバム制作プロジェクト-」です。

これは、いわゆる「クラウド・ファウンディング」というやつで、
「世の中の色々な事業や活動への出資をネット上で募る」という
ものの音楽制作バージョンです。

海外では「Kickstarter」などが有名で、
たくさんのミュージシャンが、この方法で
制作資金を集めて音楽を制作しています。

”本格的なメイド・イン・ジャパンの
音楽制作のクラウド・ファウンディング”が
『Fan-bo』であり、僕らはそこを舞台に
こうしてプロジェクトを展開しているという訳です。


ちょっと説明的になってしまいますが、
僕らは、このサイトでここでしか手に入らない
たくさんのグッズなどを販売します。もちろんアルバムも。
そのグッズやアルバムは、
まだこの世には存在していません。
つまり、まだ出来ていないものに対して
僕らは皆さんからお金を先に頂き、
お金が集まればそれを制作、集まらなければ制作しない!
としているのです。

これは、実はとても自分自身にも
プレッシャーでした。
お金が集まるかどうか、ということではなく、
「まだどんなものになるかもわからないのに、お金を先にもらう」
ということに対してです。

「必ず皆さんが喜んでくれるものを作ります!」というこちらの決意と
「それを信じて金を払うぞ!」という皆さんの想い、
その二つが噛み合ないと、絶対に成功しないと思ったからです。


今、5月13日時点で、このプロジェクトは
あと18日を残すのみとなり、
達成率は91%。
期間内に達成されれば、
さらに1ヶ月間、期限を延長することができ、
その間も継続して、皆さんからの出資をお願いできるようになります。

このプロジェクトに挑戦して、
本当にたくさんの方々から多くのメッセージを
頂いております。
音楽を創って、演奏してきて本当に良かった、と
心から感じるような、心のこもったメッセージばかりです。

このプロジェクトがどうなるか、
まだわかりません。
でも、結果がたとえどうであれ、
そうしたたくさんの声を世界中から聞くことができている、
という事が何よりも嬉しい事です。

何としても成立させて、
皆さんに新しいMOLICEの音楽と、
かっこ良くデザインしたグッズたちを届けたい!
と固く決意しています。


このサイトでサポート(出資)して頂くと、
ここでしか手に入らないグッズ、オリジナルジャケットのCD、
皆さんのお名前のクレジット、
MOLICEメンバーズ・カード、など
たくさんの特典があります。
特典映像も配信します。
サポートして下さった皆さんへの感謝の気持ちを、
新しい音楽と、僕ら自身でデザインした色々なグッズなどで
少しでもお伝えすることができたら、との想いです。


2013年のMOLICE、
どうぞ皆さん、よろしくお願いします!



まずは近況から

2013/03/06 Wed [Edit]

あっという間に時間が経って、
ブログの更新も随分間が空いてしまった。

そんな間に今年の最初のワンマンライブが終わってしまい、
今度は次のワンマンがすぐそこまで迫っている。

告知をしますと、
次のワンマンは、
3月16日(土)六本木虎寅虎 です。
オープニングアクトに、Honeydewというバンドさんを迎えて開催します。

Honeydewさんとは、もう長いおつきあいで、
イベントに呼ばれて出演させて頂いた事もあります。

MOLICEは、たっぷり90分はやる予定です。
そして、このブログの読者の方だけにこっそりお知らせしますが、
今回は久しぶりにサポートベースが入ります。
まだ、公式には出していませんが。
以前サポートをしてくれていたケンジ君ではありません。
『NEUGRAVITY』のレコーディングでベースをサポートしてくれた男が、
今回はサポートとして、ライブを行います。

さて一体どんなライブになるでしょう。


MOLICEは、公式Twitterの閉鎖を告知しました。
アカウントはまだ残っていますが、
新しい投稿はしないと思います。
なぜ?と聞かれれば、必要ないと考えたからです。
MOLICEの最新情報は、分単位で最新情報を出す事はないので、
公式サイトMOLICEカメラFACEBOOKがあれば、事足りてしまいます。

これだけネットが加速・増殖している昨今では、
情報発信のダイエットも必要なのだなと思っています。
出口ばかりたくさんあっても仕方ないかな、と思っています。

ささやかながら、僕もここで告知やら情報発信やらを行いながら、
勝手な事をだらだら書いていきます。


近況を付け加えると、
新曲をどんどん作っています。
そのための[ Fan-bo ]というサイトも、準備中です。

これも説明が必要ですね。

それはまた後日、じっくりお話しします!

ライブでお会いしましょう!







スチュアート・コープランド/ Stewart Copeland

2013/01/20 Sun [Edit]

ミュージシャンとは何か?
僕にとってミュージシャンとは、
単に楽器を演奏する人の事ではない。
楽器を通して、語る事の出来る人の事を
ミュージシャンと呼ぶのだ。

語る事を持っている人、というのが存在する。
伝える事がある人、とも言う。
そういう人が、
小説を書く。俳句を創る。演技をする。映画を創る。
絵を描く。デザインをする。写真を撮る。詩を書く。
彫刻をする。建築を行う。メロディを創る。
楽器を演奏する。

皆、同じだ。
アウトプットが違っただけだ。
そのアウトプットがたまたま楽器だった人の事を
「ミュージシャン」と呼ぶ。
楽器を奏でる事、音楽を演奏する事、
音楽を創る事、作曲をする事、歌う事、
そこに使命感を感じていない人は
ミュージシャンではないのだ。
僕はそう思っている。
僕は使命感を抱いて音楽に向かっている。

「技術ではない」
という言葉を耳にする。
だが、この言葉を使うには、絶対的な条件がある。
技術を得るべく努力し、その末に「見えた」ものがある人間だけだ。
ろくに努力もしない人間に、技術を云々することは出来ない。

で、今日はスチュアート・コープランドだ。
ジョニー・マーに続く、ミュージシャン・シリーズです。

スチュアート・コープランド。
THE POLICEのドラマー。
僕が最も愛するドラマーだ。
僕はギタリストだが、音楽を聴く時には
ギター以上にドラムを聴く。
そうさせたのも彼なのだ。

始めて聴いたのは、17歳くらいのときだったと思う。
それまで、音楽を聴いてもドラムを気にして聴く、
ということは無かった。
今でも覚えている。土曜日の夜だった。
友達から借りた『Reggatta De Blanc 』を
真っ暗にした自分の部屋のステレオで聴いた。
当時の僕は、敬意を込めて音楽を聴く時には
部屋の灯りを全て消して、夜に聴く、と誓っていた。

ぶっ飛んだ。ぶっ飛んだ、という言葉が
本当に当てはまる。
タイトルソングの「Reggatta De Blanc」が
流れたときの、その聴いた事の無いサウンドにどれだけ
耳を奪われた事か。
始めは驚いて声も出なかった。
二回目からは「すげー!」と叫び続けていた。
ハイハット、リムショット、バスドラ、スネア、という言葉は
この時に覚えたし、ディレイという魔法もこの時知った。
世界が10倍くらい広がった。
あの夜から、それまで聴いていたビートルズやストーンズを聴き直し、
リンゴ・スターやチャーリー・ワッツの偉大さも知ることができた。
「自分はあと50年以上は音楽を聴いて楽しみ続けることができる!」
と確信した瞬間だった。

ポリスの映像を見るときは、
コープランドを見てばかりしている。
彼のインタビューもいつも面白い。
常に音楽について考え続けている人間なんだと思う。
何かのビデオで、アクセントの付け方や
どの拍にスネアを入れるかで音楽が豊かになる、みたいな事を
言っていた事があったかと思うのだが、
いちいち刺激になった。

リズムの鬼であり、ライブの時には荒れ狂い、
マシーンのようにキッチリもやってしまう。
アニマル・ロジックを聴いた時に
「ああ、やっぱりこんな事もできちゃうのね」と思った。

ドラムだけで歌っている。
それはまさに彼がミュージシャンだからだ。
いくつかの16分の音符を、それぞれ別の音色で組み合わせているだけだ。
気持ちよく数学を解いているような感じだ。
音楽には数学的な快感があることも、
彼に教えてもらった。

とにかく語りだすときりがないので
今回はここらへんにしたいが、
語るべき事がある人は、
言葉で歌わずとも、楽器で語ることができるのだ。
そこには高度な技術があることも、
コープランドは教えてくれた。

最高に敬愛しているミュージシャンです。







ジョニー・マー Johnny Marr

2013/01/08 Tue [Edit]

僕はギタリストです。
当然、好きなギタリスト、
愛しているギタリスト、
尊敬しているギタリストがいます。

ジョニー・マーが大好きです。
知らない人は「The Smiths」でYoutubeの映像でも見てくれ。 
略歴はウィクペディアでもみたまえ。
Johnny Marrのマーはrが二つなのだ。

This Charming Manを高校生の時、
必死にコピーした。
William, It Was Really Nothing や、
Heaven Knows I'm Miserable Now の
イントロのコードを発見したときの
興奮は今でも覚えている。

僕に「ギターを弾くこと自体が楽しい」という事を教えてくれた
人物の一人なのです。

There Is A Light That Never Goes Out
I Know It's Over
The Boy With The Thorn In His Side
こうやって曲目を並べるだけで、ぞくぞくする。

何事も効率の良い事が最高とされているご時世だが、
たった何小節かのギターを弾くために、
何時間も同じCDを聴き続けるという
恐ろしく非効率な事をやってきた。
でもそうやって手に入れたものは、
効率とか便利さとか、そういうところからかけ離れた
対極、極北にいる感じがして、
なんかそっちの方が僕の性にはあっているようだ。

効率よく音楽を作る、なんて事のあほらしさを思う。
人間の表れない音楽は、ただの音。
歌っている人、弾いている人の顔の見えない音楽は
今の世の中には必要だが、
それは歌ではない。音だ。
ただの波形だ。

どこまでも深く、非効率で、
自分たちがにじみ出るような、
面倒くさい音楽を創りたい。

ジョニー・マーのピックのタッチまで
聴き取るように、ヘッドフォンを耳に押し当てています。

おすすめは、The Smithsの『Stop me』。
ファンからは邪道と言われるかもしれないが、あえて。
Some Girls Are Bigger Than Others (live)が、
恐ろしく、良い。
本当に、震えるほど、良い。
筆舌に、尽くしがたい。
クリアトーンの到達地点である。
世界一である。


是非聴いてください。
そして皆に知らしめてください。






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