MOLICE戦記ll -A Record of “MOLICE BATTLE”  second edition-

"MOLICE"ギタリストによる、日々の戦いの記録

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スチュアート・コープランド/ Stewart Copeland

2013/01/20 Sun [Edit]

ミュージシャンとは何か?
僕にとってミュージシャンとは、
単に楽器を演奏する人の事ではない。
楽器を通して、語る事の出来る人の事を
ミュージシャンと呼ぶのだ。

語る事を持っている人、というのが存在する。
伝える事がある人、とも言う。
そういう人が、
小説を書く。俳句を創る。演技をする。映画を創る。
絵を描く。デザインをする。写真を撮る。詩を書く。
彫刻をする。建築を行う。メロディを創る。
楽器を演奏する。

皆、同じだ。
アウトプットが違っただけだ。
そのアウトプットがたまたま楽器だった人の事を
「ミュージシャン」と呼ぶ。
楽器を奏でる事、音楽を演奏する事、
音楽を創る事、作曲をする事、歌う事、
そこに使命感を感じていない人は
ミュージシャンではないのだ。
僕はそう思っている。
僕は使命感を抱いて音楽に向かっている。

「技術ではない」
という言葉を耳にする。
だが、この言葉を使うには、絶対的な条件がある。
技術を得るべく努力し、その末に「見えた」ものがある人間だけだ。
ろくに努力もしない人間に、技術を云々することは出来ない。

で、今日はスチュアート・コープランドだ。
ジョニー・マーに続く、ミュージシャン・シリーズです。

スチュアート・コープランド。
THE POLICEのドラマー。
僕が最も愛するドラマーだ。
僕はギタリストだが、音楽を聴く時には
ギター以上にドラムを聴く。
そうさせたのも彼なのだ。

始めて聴いたのは、17歳くらいのときだったと思う。
それまで、音楽を聴いてもドラムを気にして聴く、
ということは無かった。
今でも覚えている。土曜日の夜だった。
友達から借りた『Reggatta De Blanc 』を
真っ暗にした自分の部屋のステレオで聴いた。
当時の僕は、敬意を込めて音楽を聴く時には
部屋の灯りを全て消して、夜に聴く、と誓っていた。

ぶっ飛んだ。ぶっ飛んだ、という言葉が
本当に当てはまる。
タイトルソングの「Reggatta De Blanc」が
流れたときの、その聴いた事の無いサウンドにどれだけ
耳を奪われた事か。
始めは驚いて声も出なかった。
二回目からは「すげー!」と叫び続けていた。
ハイハット、リムショット、バスドラ、スネア、という言葉は
この時に覚えたし、ディレイという魔法もこの時知った。
世界が10倍くらい広がった。
あの夜から、それまで聴いていたビートルズやストーンズを聴き直し、
リンゴ・スターやチャーリー・ワッツの偉大さも知ることができた。
「自分はあと50年以上は音楽を聴いて楽しみ続けることができる!」
と確信した瞬間だった。

ポリスの映像を見るときは、
コープランドを見てばかりしている。
彼のインタビューもいつも面白い。
常に音楽について考え続けている人間なんだと思う。
何かのビデオで、アクセントの付け方や
どの拍にスネアを入れるかで音楽が豊かになる、みたいな事を
言っていた事があったかと思うのだが、
いちいち刺激になった。

リズムの鬼であり、ライブの時には荒れ狂い、
マシーンのようにキッチリもやってしまう。
アニマル・ロジックを聴いた時に
「ああ、やっぱりこんな事もできちゃうのね」と思った。

ドラムだけで歌っている。
それはまさに彼がミュージシャンだからだ。
いくつかの16分の音符を、それぞれ別の音色で組み合わせているだけだ。
気持ちよく数学を解いているような感じだ。
音楽には数学的な快感があることも、
彼に教えてもらった。

とにかく語りだすときりがないので
今回はここらへんにしたいが、
語るべき事がある人は、
言葉で歌わずとも、楽器で語ることができるのだ。
そこには高度な技術があることも、
コープランドは教えてくれた。

最高に敬愛しているミュージシャンです。







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ジョニー・マー Johnny Marr

2013/01/08 Tue [Edit]

僕はギタリストです。
当然、好きなギタリスト、
愛しているギタリスト、
尊敬しているギタリストがいます。

ジョニー・マーが大好きです。
知らない人は「The Smiths」でYoutubeの映像でも見てくれ。 
略歴はウィクペディアでもみたまえ。
Johnny Marrのマーはrが二つなのだ。

This Charming Manを高校生の時、
必死にコピーした。
William, It Was Really Nothing や、
Heaven Knows I'm Miserable Now の
イントロのコードを発見したときの
興奮は今でも覚えている。

僕に「ギターを弾くこと自体が楽しい」という事を教えてくれた
人物の一人なのです。

There Is A Light That Never Goes Out
I Know It's Over
The Boy With The Thorn In His Side
こうやって曲目を並べるだけで、ぞくぞくする。

何事も効率の良い事が最高とされているご時世だが、
たった何小節かのギターを弾くために、
何時間も同じCDを聴き続けるという
恐ろしく非効率な事をやってきた。
でもそうやって手に入れたものは、
効率とか便利さとか、そういうところからかけ離れた
対極、極北にいる感じがして、
なんかそっちの方が僕の性にはあっているようだ。

効率よく音楽を作る、なんて事のあほらしさを思う。
人間の表れない音楽は、ただの音。
歌っている人、弾いている人の顔の見えない音楽は
今の世の中には必要だが、
それは歌ではない。音だ。
ただの波形だ。

どこまでも深く、非効率で、
自分たちがにじみ出るような、
面倒くさい音楽を創りたい。

ジョニー・マーのピックのタッチまで
聴き取るように、ヘッドフォンを耳に押し当てています。

おすすめは、The Smithsの『Stop me』。
ファンからは邪道と言われるかもしれないが、あえて。
Some Girls Are Bigger Than Others (live)が、
恐ろしく、良い。
本当に、震えるほど、良い。
筆舌に、尽くしがたい。
クリアトーンの到達地点である。
世界一である。


是非聴いてください。
そして皆に知らしめてください。






あけましておめでとうございます。

2013/01/07 Mon [Edit]

あけましておめでとうございます。
2013年が始まりました。
今年もMOLICEをよろしくお願いします。

このブログも長いこと更新されていなかったので
こりゃいかん、と。
『NEUGRAVITY全曲解説』も頑張って続けます。
今年はもっと頻繁に更新できればと思っています。
振り返れば、2012年は変化の激しい年でした。
そんな中で何となく口数も減ったような。
本も映画も音楽も美術館も色々漁った一年だったが、
どことなくふわふわした一年でした。

年が明けたからといって
何かが大きく変わる事を期待していた訳ではありませんが、
不思議なもので頭がすっきりとしています。
音楽は裏切らないということ、
創作の素晴らしさに、まるで16歳の頃のように
雷に打たれたように、
思い出した年末年始でした。

今年も音楽は続きます。
年明けに見つけた、芥川也寸志の『音楽の基礎』が
かなり面白い。
いや、本当に面白い。
「音楽は静寂には勝てない」というこの一言だけでも
面白いと思いませんか?
かなり要約していますが。
是非読んでみてください。
僕もまだ読み終わっていませんが。
今年は300冊を目標に。

創作するという行為ほど
苦しくて楽しいものはありません。
そんな単純なことを思い出した年始です。
なんか自分の脳がスパークしている。
人は単純な生き物です。
ギターを弾いているだけで楽しいということを
心の底から感じている幸せなひとときです。


今年もアルバムを出します!






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モリス
その音楽と戦いの記録、と。

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