MOLICE戦記ll -A Record of “MOLICE BATTLE”  second edition-

"MOLICE"ギタリストによる、日々の戦いの記録

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演奏かくあるべし

2008/08/24 Sun [Edit]

MOLICEは現在、練習やらレコーディングの準備やらの毎日。
「もっと良い演奏を!」とスタジオで試行錯誤する訳だが、
その先にあるものはなんだろう、と。
ただ上手くなる事だけを考えていると、とっても曖昧な目標になってしまう。
上手いって何だ、という哲学問答にもなってしまうし。

バンドで何時間もスタジオに入り、演奏して、録音して聴き直して、
修正して、また演奏。
悩んだり考えたり頭抱えながら、また演奏。
で、その先にあるものは?

その一つの答えがPOLICEとLED ZEPPELINのライブを見てるとありありと見えてくる。
難しい演奏をやって、眉間にしわを寄せて演奏する事が目的じゃない。
曲芸みたいな演奏をやって技巧に拍手が欲しい訳でもない。
難しい顔して難しそうに演奏する事でもない。

POLICEやLED ZEPPELINのライブはメチャクチャだ。
走る。ずれる。危うく分解しそうになりながら
絶対に崩れないなと思わせる危うい安心感、とでもいう変な爽快感で突っ走る。
あの危うさが好きだ。
アルバムだけでは絶対に見えない魅力なんだろうなあ。
完成したスタジオテイクを自分で破壊しにかかる、みたいな。
高い演奏力を、最高に贅沢に使っているように見える。

それがカッコいいなと思う。
そこだ!と思う。
目標の一つ。

まずはアルバム完成しなきゃ。
我々は。

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ロシアの匂い

2008/08/13 Wed [Edit]

『青春のロシア・アヴァンギャルド』を見た。
ロシア・アヴァンギャルドにはもう二十くらいの時から興味だけは尽きなかったのだが
どうもその全体像が捉えにくかった。
あのロゴデザインの感じとか、色づかいに惚れ込んでいたのだ。
ロシア史も紐解くが、やはりあの革命のわずかな期間に咲いた花、なのかな
というイメージだった。
スターリンが出てきて全部灰色に塗りつぶされた、みたいな陳腐なイメージなのだが。

マレーヴィチの作品にやはり魅入る。
この展覧会を見ても、ロシア・アヴァンギャルドの全体像というのは
自分の中にはしっかりとは出来なかったのだが、
マレーヴィチの作品がやはり一番自分がずうっと抱いていたイメージに近いのかな。
むしろ自分のイメージからほど遠い作品を目にする度に色々考えさせられた。
革命後のロシアというのは熱も情熱もあったのだろうな。
それを感じた。

そういえば先日CDを買ってくれたロシア人の男性が、
「MOLICEというのは”祈る”という意味なのですよ」という事を言ってた。
調べてみたら、Молитьという表記。
”モリス”とモロに発音する訳ではないが。
いいじゃない、なんか。

色んな世界が詰まっている名前。
MOLICE

炎が立つくらいギターに念をこすりつける。
まだ、だ。まだ足りない。

2008/08/10 Sun [Edit]

毎日、誰かと打ち合わせしたり出かけたり。
でもその全ては一つの目的のためだ、ということに軽く驚く。
一つ成そうとするためにはたくさんの人々の力をかりていくものだなあ。
ライブに出かけたり、バンドリハやったり、ミーティングしたり。
新曲はひと練りふた練りして持っていき、
また新しく気付いて全部やり直したり。
そういうのが刺激的だ。

耳こそ全て、とはジョージ・マーティンの著書だが
本当にそうなんだと思う。
同じ音を聴いても、それを受け取る人の耳によって引き出されるものも違う。
自分の耳を常に研ぎすましておく事は
音楽をやるものとしては最重要な事。
耳が鈍っていては、
素晴らしい音を逃すかもしれない。
新しい音楽を聴き逃すかもしれない。
刺激的な音を掴み損ねるかもしれない。

それは恐怖だ。

耳こそ全て、だ。
うむ。

ライブ、で、練習

2008/08/05 Tue [Edit]

昨日、ライブ。
取材など受け。
暑い一日。車の中のアンプの金具が触れたらやけどするくらい熱い。
SHOW BOATは久しぶりに訪れた。15周年おめでとうございます!

懐かしい顔に出会ったり、久しぶりの方に出会ったり。
異国の友人とも談笑。
多くの日本の方々が喜ぶポイントと多くの異国の方々が喜ぶポイント。
音楽、というものをどう受け取るかはそれぞれの自由。
楽しんでくれる事が何よりだ。

伝える意志と腕力をもっと。
言葉がわかるから伝わる、という事もない。
音が鳴ってるから聴こえてる、という事もない。
同じ国の人だから伝わる、わけでもなければ
違う国の人なのに伝わる、こともある。
不思議ですねえ。

とにかくまずは伝わる事、音が届く事。
その後で「好き嫌い」「良い悪い」。
その順番がベストだろう。
評価はどうでもいいのです。その人の感性にお任せしたい。
でも伝わらないとしたら自分らの責任さ、
と自分を鼓舞し今日も練習。
もっといいものをお届けしますよ!

スタジオ。バンド練習。
今日もまっさらの新曲に取り組む。
完全な新曲、最新曲、新曲、準新曲、古めの新曲、という区分が自分の頭の中にあって
今日はその全部をほとんどやった、か。
それにしても我がコンポーザーは毎回新曲を投げつける。
さてアレンジどうしよう。引き出しをいくつも開けっ放しでどんどん進める。
感じとしては「新曲」という枠の中で即興を繰り返すような感じ。
枠はあるんだけど、それ以外は即興でカオスな音がごちゃごちゃ鳴ってて、
それを聴きながら演奏。全部録音しておいて、演奏中にキラリとしたものを
後でまた確認して、そこでもキラリだったらOK。

が、今日は終止悪戦苦闘。
やれやれ。

おいしい音楽でも食べて精をつけよう。





戦記再び

2008/08/02 Sat [Edit]

新作『MOLICE DEMO 4』を発表して、二週間。

今回の録音で気付いた事を色々試そうとバンド練習。
ツインリヴァーブのつまみ一目盛り、の世界に没入中。
塩ひとさじ、の世界です。その一さじで劇的に変わってしまう。
リズムやアクセントの押さえどころを試行錯誤。
その一音、に苦しんだり。指のコントロールをもっと、、。
湿気が多くてイヤだ。
なんか弦が指にしつこい。指と弦がいちゃいちゃすると腹が立つ。

音色とリズムの世界は最高に輝かしい世界だけど、
その輝かしい分だけ、深くて真っ黒な影があるみたい。
どうやらそこを避ける事は出来ないみたいで。

メンバーに薦められたクラシックを聴く。
究極の音響派。
ダイナミクスの付け方も尋常じゃない。感動。
言葉がない分、音楽は豊かになる。
世界中で何百年も聴かれる訳だ。
伝えようという意志が徹底してる。
伝える気も腕力もない音楽なんて消え去るだけなんだろうな。
説明が多い作品は寿命が短い。
意志と、腕力だけあればいいんだ。

新作を出した!という感慨に耽る間もなく新曲新曲。
先週完成してライブでも披露した曲と、今回新しく出来た曲を次のライブではやる予定。

ポイントは「腰」?
このうねりを伝えるためには?
練習だな。

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モリス
その音楽と戦いの記録、と。

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